ウユニかウユニ以外か

どーも、しゅーです。

メキシコに来て5日目。

未だに観光1日もできてないです。

何をしているんだと問われれば、「何もしていません」と答えるほかないです。

しいて言うなら、この日記を更新していってます。

帰国便まで残り三日。

明日あたりに観光とお土産収集しに行きます。

お土産はブラジルでいい匂いの接見を大量に買ったんですけど、エクアドルのバスに忘れてくるという大失態・・・

やはりカバンに収まる量にしとくべきですね、別で持っているとこういうことになりかねない。

さて今回は日本人に大人気のウユニ塩湖についてです。

ここまで有名になってあれほどの感動を与えてくれるとは、日本人がこぞって行く理由がわかりました。

絶対に生涯で一度は行っておいてほしい場所です。

では、いってみよー!

1.高山病が先かウユニが先か…

パタゴニア観光を終えた僕は間髪入れずにボリビアへと飛んだ。

南米においてはアフリカのようにバスでゆっくりと回るわけにはいかない。

帰国まで時間のない南米ではガンガン飛行機を使っていく。

前々回のブログで散々飛行機嫌いと言ったくせにだ。

仕方ないだろう、時短するための交通手段で飛行機に勝るものがないのだから!

(誰に言い訳してんだろ…)

まぁ、というわけで一気にボリビアまで飛んできたわけだが…

恐らくボリビアを訪れるにあたって一番やってはいけないパターンで僕はやってきてしまった。

ボリビアの首都はラパス、この都市は標高が4000mを超えている

このような理由から、ボリビアに訪れる人は前にペルーのクスコ(標高3600mぐらい)を挟んで高地に徐々に順応させながら来る。

しかし、僕は標高0mの場所から飛行機で一気に標高4000m越えの場所に来てしまった。

セオリー通りであれば僕は完全に高山病にかかる。

だが、日本からボリビアを過去に訪れた人の中で少なからず僕みたいな人もいただろう。

そのような人たちにしても、高地順応期間を設けてから観光を始める。

しかし、時間のない僕はラパスに到着した日のうちに夜行バスでウユニへと向かった。

もぉ、高山病にかかると分かっているならば症状が出てしまう前に観光してしまおうという魂胆であった。

高山病を防ぐには水分の大量摂取と深い呼吸が大事と浅知恵ながら知っていたのでそれらは一日中意識してた。

なるべく動いて体を慣らそうと思い、少し街歩きをしてみたがラパスえぐい…

長崎ばりに(行ったことないけど…)坂道が多い…

しかも、その坂道もめちゃくちゃ傾斜が急である。

そんな坂道を富士山よりも高い場所で息切れなしで登れるはずもない。

息切れをしてしまうと深い呼吸もできない。

結果:高山病という流れが頭に浮かんだので夜行バスの時間までカフェでおとなしくすることにした。

このタイミングでなぜか少し贅沢をしてしまった。

しかしこの二段パンケーキ400円しなかったのだ、だからいいよね(?)

その流れで同じカフェで晩飯も済ませた。

たしかこれは800円ぐらいであった気がする。

いつもの晩飯に比べれば贅沢に分類されるが、カフェにしてはまぁ可もなく不可もなくといった値段だと思う。(贅沢のあとはなにかと正当化しがち)

カフェで時間を潰し、夜行バスの時間が近くなったのでバスターミナルに向かった。

すると、小さな驚きがバスターミナルにあった。

地元の子たちが鉄拳など日本でおなじみのゲームを熱心にやっていたのだ。

昭和のゲーセンに並んでたんだろうなと思わされるゲームの風貌がなにかエモかった。

しばらく子供たちの腕前を後ろから覗きながら、バスを待った。

こういうのって見てるだけでもちょっと楽しい。

完全に子供たちは変人を見る目でちらちらと見てきていたが…

途中でその目線に耐え切れなくなり、その場を立ち去った。

そうこうしてるうちにバスがやってきて、ウユニへ向かった。

ラパスからウユニ間のバスは旅行者を狙った盗難が異常に多いと聞いていたので、かなり警戒していたが、いざ乗り込んでみるとほとんどが日本人で何も心配はなかった。

(盗難を働くのはバスに乗り込んだ地元民がほとんどらしい)

結局最後まで何もなく無事にウユニにたどり着くことができた。

2.リアルが何より美しい

ウユニの街には朝方到着した。

バスを降りるとウユニ塩湖ツアーの客引きが大量にいた。

下調べした感じだと、日本人に人気な【穂高】という会社は客引きに来ないという情報だった。

しかし、バスを降りると真っ先に声掛けしてきたのは【穂高】のスタッフだった。

客引きには来ないんじゃないのか…?

そう思って、少し怪しんだがオフィスがあるという場所も正しそうだったこともあり、ひとまずついていった。

10分ほど歩いて、地図上に表示されているものと同じオフィスに到着したと思うとスタッフが聞いてきた、いや確認してきたといったほうが正しいかもしれない。

「今日のツアーだけど、何時からのツアーにする?」

参加する前提で聞いてきたので、断る理由もなかったし、体調が万全なうちに行っておききたかったのでその日のフルデイツアーに参加することにした。

そのツアーは10時からのもので18時に解散するといったものだった。

なかなかハードではあったが体に鞭打って参加した。

本来の僕であれば、長距離移動明けの1日は絶対休養に充てるのだが今回に至っては高山病の症状がいつ出るかわからなかったので頑張った。

ツアーでは最初に列車の墓と言われている場所へ向かった。

正直塩湖しか意識していなかった僕は列車の墓に行くことを完全に忘れていた。

しかし、さすが列車の墓と言われるだけあって使われなくなった列車がその場には溢れていた。

かつて隣国のチリなどに資源を届ける貨物列車として活躍していた列車だという。

この場所には20分ほど滞在してウユニ塩湖へ向かった。

車をしばらく走らすと一面にはウユニ塩湖が広がった。

しかし、やはり鏡張りもウユニ塩湖ならばどこでも見れるわけではないらしい。

午前中のツアーではひたすら塩湖という光景が続き、いい感じの鏡張りを見ることはできなかった。

しかし、初めて訪れた身としてはそんな光景だけでも十分な絶景であった。

(これが本物の青天井)

昼時が近づき、ツアーを共にしていたみんなで昼ご飯を塩湖のど真ん中で食べた。

想像していた以上にしっかりとしたメニューで驚いた。(笑)

腹ごしらえをした後はSNSでよく見る場所を訪れた。

どうやらウユニ塩湖にこれまで訪れた人たちが記念として自国の国旗を飾ってきた結果このような国旗に溢れた場所になったらしい。

次に今は宿泊できなくなっている塩でできたホテルに向かった。

塩でできたホテル、確かに塩でできていたし、すごかった。

一方で「想像通り」なんて典型的な観光地に抱きがちな感想を抱いてしまった。

この後、ウユニ塩湖に来てやらない人はいないというトリック写真を撮りまくった。

意外に楽しい(笑)

これらの写真を撮り終えた後はこのツアーの締めくくりであるサンセットを綺麗に拝めるポイントへ。

はい、絶景。

ウユニ塩湖だけはどんなに画面上で見ても実際はそれを上回ってくると言われるが、本当だった…

これすなわち今あなたが見ているこの写真よりも数倍実際は綺麗に見ることができるということだ。

こんなにきれいに鏡張りだとリアルとの境界線がわからなくなりそうだった。

だんだん日が落ちてくるにしたがって、自分は別の世界線に来てしまったのではないかと錯覚してしまいそうになった。

それだけリアルのウユニ塩湖での日の入りは美しかった。

なんとなくだが、恐らくこの日の入りは生涯で見る夕日の中でトップ3には入るだろう。

まさか一日目でここまで完璧なウユニ塩湖を拝めるとは思っていなかった。

一日目でここまでのウユニ塩湖を見れてしまったことに僕は満足してしまった。

このツアーが終わって、その日の星空ツアーにも参加したのだが天気が芳しくなくこれに関しては綺麗に見れなかった。

しかし、僕的には昼のツアーが満足過ぎて星空が見れなかったことはそこまで気にならなかった。

星空を見に行って撮った写真がこれだけなのは少し笑ってしまう。

朝焼けで撮った唯一の写真だ。

1日目で大満足した僕は高山病になる前にウユニの観光を終えることに成功した。

次の日、軽く高山病の症状が出たが特にやることもなかったので宿で休息をとったら治った。(笑)

その翌日にウユニを後にして、ラパスに戻ってフライトの日までゆっくりと過ごした。

ウユニを訪れる人の中では綺麗に見えようが見れまいが関係なく何度もツアーに参加するのが定番である。

ツアー自体は2000円とかなり手ごろな価格なのでみんな繰り返して参加するというわけだ。

しかし、僕はこの一発目の感動をぼかしたくなかったので一回だけで十分だった。

3.ラパスの通学手段は…

ラパスに戻ってきたわけだが、ペルーへのフライトまで3日ほどあった。

ウユニのために少し多めに日を用意していたが、いい意味で無駄になってしまった。

特にラパスですることもなかったので、適当に街ブラして過ごした。

僕が到着した初日と比べて何か活気にあふれている様子だった。

理由はわからない、これがスタンダードなのかもしれない。

(お土産屋さんに売られていた大量のアルパカの赤ちゃんのゾンビ)

(家を建てる時などにお祈りのために使う…らしい)

(にしても、お土産として買う人はいるのか…)

本当にやることなくて、カフェに入ってTwitterをいじっているとなにやらラパスの夜景がとてもきれいというのでその夜景を見に行くことにした。

そして、その夜景はロープウェイから見るという。

確かにラパスの街には当たり前のようにロープウェイが生活に溶け込んでいた。

ロープウェイで下校する学生、買い物帰りにロープウェイに乗り込むお母さんたち。

日本で電車にあたるものが、ここラパスの街ではロープウェイなのだと思った。

しかも一駅30円という破格だ。

こういう価格事情を知ると、どれだけ日本の電車が高いかわかる。

まぁ、日本とボリビア、ボリビアも日本の水準まで発展すると高くなるのかもしれないが。

まぁ、そんなお金事情のことは置いといて、夜景を見てほしい。

美しさに勝つ圧倒的画質の悪さ!!!!!!

帰国したら絶対携帯修理する…w

まぁ、この写真でも少しぐらいは伝わるかな…

ラパスに来た人にはぜひこの夜景を見てほしい。

みんなウユニに気をひかれて、ラパスはなおざりにするらしいから。(笑)

(まぁ、僕自身予定より早くラパスに戻ってきたから見れただけなんだが…)

まとめると、やっぱりウユニ塩湖は最高だった!!!

まとめ方めちゃくちゃ雑だが、許してほしい。(パソコンの充電きれそうw)

では、今回はこの辺で。

次回はペルー観光についてだ。

まぁ、ペルー観光といったってマチュピチュにはいってないのだが…

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。