どーも、しゅーです!
今回は休学についての記事です。
今回はといっても、今のところこのブログにはレパートリーが【休学】か【旅日記】の2パターンしかないのですが。
しかも、世界一周を終えた今、実質【休学】しか引き出しが未だない状態です。
駆け出しの芸人でももう少しネタを持っていると思うのですが、僕も徐々に引き出しを増やしていきたいところではあります。。
んまぁ、こんな前置き無駄の極みであることは重々承知の上です。
早速、本題に移りましょう。
この記事を覗きに来てくれたということは、少なからず【休学】に興味を持ってくれている人ではなかろうかと僕はにらんでいるわけですよ。
もし、あなたが【休学】に興味を持っていないというのなら…
何がどう転んでも、この記事は有益どころか、なんも面白くないと思うので旅日記の方を覗いてください。
ということで、【休学】に興味を持っているあなたへこの記事を捧げます。
休学を悩んでいる、休学することを8割がた決めているのだけど一抹の不安が拭えないというご自身の悩みや不安を少しでも軽くできたなら幸いです。
1.休学の必要性を確認しよう!
正直ここをしっかり自分自身で理解整理できていれば、後に続く基準はそれほど気にしなくてもいい。
では、休学の必要性とは何なのか…?
「休学しなければそれはできないことなのか」
「なぜ今なのか」
僕が考える休学の必要性とは上記の二点だ。
ここで大切なことは第三者の目線で休学する必要性を考えるということ。
恐らく休学を志す人は大なり小なりやりたいことがあるだろう。
休学をして世界一周、留学、ワーホリetc…
では、果たしてそれらは休学しなければできないのか?
ワーホリに関しては期間が一年とまとまった時間を用意する必要があるので、休学が必要になるだろう。
しかし、世界一周や留学に関しては否である。
世界一周に関しては、大学の長期休みを使って細切れに行っている人もいる。
必ずしも一気に回る必要はないだろう、大学生には一年に2回の長期休みがあるのだから存分に使えばいい。
「でも、留学を細切れにするのは…」
学校のプログラムがあるはずだ。
大学によって多少なりとも提携校の数に差はあるだろうが、必ず休学しなきゃできないことでもない。
親などからすればこれらの意見に尽きる。
だからこそ、このような第三者の目線を意識して休学の必要性について考える必要がある。
もちろん「世界一周」や「留学」を目的とした休学を諦めろと言っているわけではない。
確かに休学しなくてもこれらのことはできる。
そこで大事になってくるのが、あなたが考える休学する理由である。
「なぜ、休学してまで?」

僕自身の休学した理由を引き合いに出してみよう。
何を隠そう、僕自身世界一周をするために休学をした。
では、なぜ旅を細切れにせず、まとまった期間で旅に出たのか。
まずは20歳の年だったこと。
ある意味一人の人間として節目の年である20歳で初海外を世界一周という形で回れば得れるものが少なからずあると考えた。
飽き性である僕の性格も要因である。
そもそも、初海外である僕が海外にハマるとも限らない。
細切れにしたとして、ハマらなかった場合、飽きた場合、恐らくインドアであるぼくが生涯で訪れる国の数は世界一周した場合の半分にも満たないだろう。
ハマるハマらないに限らず、一気に数多くの国を回り様々な生活を目にしたほうが長い目で見て僕の人生に影響を与える可能性があると考えた。
飽きようが飽きまいが、僕自身が僕に知らない世界というものを見せたかったのだ。
そして、休学するのが大学2年次ということも理由の1つであった。
3年4年を休学するとなれば、僕は世界一周などできなかっただろう。
小心者である僕は就職がちらつきながら旅はできないように思える。
出来たとしても、旅で見える世界は全然変わって純粋に楽しむことはできないだろう。
この理由は、冒頭に挙げた「なぜ今なのか」にあたる部分でもある。
これらの理由から僕は休学を決意し、親を説得した。
休学のタイミングについてもよく考えておく必要がある。
なんで今なのか。
これに関しては、休学を決意した者からすると「今じゃないとダメなんだ!」なんて少し中二病チックに感情的に言ってしまいそうになるが、ひとまずぐっと抑えよう。
そう言いたくなる気持ちはわかる、思い立った日が吉日とはよく言ったものでまさにその通りなのだが、それでは親が納得しない。
しかし、だからといって親を納得させるための建前を準備しろという意味ではない。
今じゃないといけないんだ!と感じるのであれば、なんで今じゃないといけないのか、自分でしっかり深堀りしていくのだ。
別に最初からきれいにまとめようとしなくていい、とにかく言葉にしてみることで最終的には案外まとまっている。
なかなかこの言語化の部分は苦労すると思うが、これ次第で休学中のモチベーションに大きく影響してくる。
休学の必要性というものは、親を説得する際や休学生活がだれてきた時など何度も考える、僕自身考えた。
そんな時、今回挙げた点を意識して自分なりに休学の必要性を整理できていたら、親も理解を示してくれるだろうし、あなた自身もぶれることなく充実した休学生活を送ることができるだろう。
親の説得も感情論だけでは難しいところがある。
熱意を伝えるのは大いに賛成だが、熱意だけでは厳しいので【because】の部分とのバランスを取ることが大切だ。

2.休学によって何が失われるの?
まず、最初に言っておく。
休学で失うものなんてない!!!!
はずなのだ。
細かく言うと、休学費用としてお金を失う、友達と学年がずれる、卒業が一年遅れるなどが挙げられるが、こんなもの些細な問題である。
「いや、それはお前の裁量だろ!」
「俺(私)にとっては大問題なんだよ!」
そんな声もあるかもしれない。
いや、数は少なくても確実にあるだろう。
それを踏まえた上で、もう一度言わせてもらう。
些末な問題だーーーーーーーーーー!!!!
友だちと学年がずれる?
別に今生の別れでもあるまいし、5Gさえ出てきたこのご時世だといつでもどこでも指一本で連絡は取りあえるよ!
卒業が一年遅れる?
確かに社会人デビューが一年遅れ、周りと経験の差が出てしまうかもしれない。
しかし、休学の一年が人生を変える一年になるかもしれない!
むしろ、人生を変えるつもりで休学の一年間はチャレンジの連続の一年にしなければいけないのだ。
そんなウキウキの一年間よりも社会人1年目が貴重というのならば、休学はやめよう。
休学費用に関しては特に私立大学の学生は工面するのに苦労する人がいるはずだ。
しかし、このお金はいわば自分史上最高の自己投資になるはずなのだ。

学費を理由に休学を選択する人を除いて、自己研鑽のために休学を選択できる人は恐らく比較的お金に余裕がある人であることは間違いない。
(いやいや、俺(私)がどんだけ休学費用稼ぐのに苦労したと思う?)
そう思う人がいるかもしれないが、世にはそもそもの学費をまかなうのに手いっぱいで少なくとも日常の中で休学費用を貯められる余裕なんてない人もいるのだ。
(そんな状況さえも顧みず、奮闘し夢のためお金を用意できる人もいる…)
その証拠が現在のコロナ禍で、退学を検討する学生が溢れてきていることである。
そんな贅沢な「休学」という選択肢が取れる中、お金を失ってしまうというマインドで休学を考えないでほしい。(お願い)
正直この休学という武器は学生がほとんどノーリスクで装備できる最強の武器だと思う。
こんな武器が標準装備されているのだから、使いたい人は使わな損だと思います(真顔)
3.休学中の自分をイメージできる?
さて、ここまで自分にとっての休学の必要性を確認し、休学に対しての覚悟(?)なるものを準備してきた。
もう一つ大事なことがある。
正直、僕自身これから述べることはできていなかった。
よって、これからのことは僕自身の反省を踏まえた上での休学するかもしれないあなたへ贈るアドバイスである。
それは、ずばり…
休学中の自分の姿をイメージしておこう!!!!
ということである。

このイメージは具体的であれば具体的であるほどいい。
例えばであるが、僕は漠然と世界一周をする前にとりあえず足りない分の資金調達が優先事項であった。
勤め先だけは休学前に決めていて、休学生活自体にはスムーズに移行できたのだがこの先をイメージしていなかった。
イメージできていないことは成り行きでしか進んでいかない。
限られた時間である休学において、その成り行き任せは自分の精神を蝕んでゆく。
長い人生においては時にそれが功を奏する時もあるかもしれないが、限られた時間である休学生活においては違う。
というのも、僕の場合とりあえず資金調達のために働き始めたはいいものの、最初の3か月働くだけの毎日であった。
特に働くだけの毎日がダメだったといいわけではない。
別にそれはそれで全然よくて、ガンガン稼いだ点においては自分をほめたい。
しかし、問題はほかに何かできるのでは…と漠然に思っていたことだ。
今思うと、確かにこの時期にできたことは他にもたくさんあった。
しかし、どこかで割り切る必要がある。
望んで手足が増えるわけでもないし、能力値が急激に上昇することもない。
そんな中でもやはり「休学」という特別な形で時間の設けていることに「もっと…」という気持ちは日に日に大きくなってゆく。
これは実際に経験すると分かると思うのだが、非常に精神衛生上悪い。
毎日のもやっとした形無き不安はどんどん自分の心を焦らせ疲弊させていく。
これはまずいとその時初めてこれからの休学生活について具体的なイメージを考え出した。
ぜひ休学前に何をどの時期にどのようにやるのか、その様子がしっかりイメージできるか確認しておいてほしい。
そうすることで心の余裕ができる。
よく休学後の姿をイメージしようと言われるが、正直ゴールなんて学生の僕たちは変わりまくる。
具体的な数字の目標を立てるのは大いに賛成だが、休学においてあまり飛躍した抽象的な目標を立てるのは控えよう。
まずは結果よりも休学というタイムアップ制である試合の戦略を立てよう。
4.実際に休学してみて
最後に、僕自身が休学してみて実際何を感じたかを書かせてほしい。
ありがとう、では遠慮せずに書かせてもらおう。
まず、やって後悔はない。
まぁ、休学経験者に聞くと10人の内9人はこう答えるだろう。
どこにでもイレギュラーな存在はある、それが残りの一人である。
以上、後悔はない点においてこれ以上ダラダラ書くつもりもない。
結局後悔というものは個人の感情の一つにすぎず、感情は人によって、その時々によって当然全く違ったものになるから、ここでいくら力強く書き連ねても意味ないのかなと思う。
では、何を書こう。
正直ここまで読んでくれている人がいるのか…甚だ疑問な所ではあるが、まず先にお礼を述べさせていただこう。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
さて、実際に休学してみて…という項目を自分でつけておいて、いざ書き出すと自分語りをするのもお門違いではあるまいかと少々憚られている。
なので、最後に僭越ではあるがこれから休学するあなたにアドバイス…助言…
いや、応援メッセージを休学経験者の僕から。

正直休学すると、類は友を呼ぶではないが休学している人とばかり出会う。
僕自身、最初こそ休学している人たちだけが集まるイベントに参加したが、世界一周中にもたくさんの同志(あえて、そう呼ばせてもらう)と出会った。
あなたもたくさんの休学仲間なる人たちに出会うことだろう。
しかも、恐らくではあるがそのほとんどが半端ない人たちばかりだ。
半端ないとは…
そもそもの搭載されているエンジンが違うのではないかと思わされる行動力お化け。
超高学歴でめちゃくちゃ世に貢献しそうな企業を自ら起業しちゃっているハイスペックお化け。
SNSのフォロワーが桁違いお化け。
シンプルにめちゃくちゃいい人間のお化け(圧倒的矛盾)
同い年なのに多言語話者お化けetc…
そんなお化けな人たちに出会う度に僕は劣等感に苛まれた。
休学がすごい?
馬鹿言うな…日本で何人の学生が休学していると思っているんだ…
世界一周がすごい?
南米やアフリカで同い年の学生が現地の人と事業起こしてるんですけど…?
とりあえず…
休学中は特に人と比べることはやめとけ!
マジで精神が持たん!!!!
基本的にみんな何かしらのお化けだから!
比べて劣等感感じる前に、友達になろう。
それがいろんな意味で安全だ。
もし、自分と同じ分野で将来闘いそうだなと感じた人に限ってはライバル心を燃やしてもいいが、ほかはやめとけ!!!!
みんなそれぞれの武器なんだから、そんなすべてを打ち負かす完全無欠のヒーローを目指す必要もない。
劣等感を感じるよりも、そんな人たちと休学によって出会えたことに喜びを感じたほうが幸せだぜ。(笑)
そして、僕にとってはそんな休学中の出会いが唯一休学で得たものと確信をもって言えるものだ。
もちろん出会ったみんながみんなそんな優秀お化けでもない。
出会った人の中には、就職したけど色々あって「もう一回!」とリセットした人たちにも出会ったし、僕のように世界一周をするために休学した人にも出会った。
みんながみんな超優秀なわけでもない、でも休学という選択肢を選択した学生の中だからこそ、確固たる信念をもって行動を起こした人も多くいたよってだけの話である。
僕がただ大学に通っているだけじゃ、絶対に交わるはずのなかった人たちとこの休学で出会えたことは確実に財産になる。
その関係が一時的なもので旧友のように続かなくとも。
世には同世代でここまでアクションを起こしている人がいると肌身で感じれたことが僕にとっては財産になると思うのだ。
あかん、途中から論点があなたに送るメッセージが主観の感想文になってしまっていた…
途中で離脱していないことを全力で祈りながら、最後に。
休学というあなたのビッグなチャレンジに乾杯!
以上!
ここまで読んでくれてありがとうございました!