
どーも!
現在1年間大学を休学しているしゅーです。
今日は休学するにあたって親を説得する方法を自らの経験をもとに紹介したいと思います。
最初に言っておくと、僕は親を説得する際にプレゼンをしました。
今この記事を読んでくれている人は「親が厳しいから…」「親から許可を得れなかったから…」など少なからず親が理由で休学について悩んでいる人ではないでしょうか。
この記事はまさにそんな人にこそ読んでもらいたい記事です!!!!!!
「ストレートに大学を卒業して!」
「あんまり変わったことしないで!」
これらが大半の親が抱くであろう意見だと思います。
正直、わが子の将来を想う親がこのような意見を持つのは当然です。
親を理由に休学を諦める必要はありませんが、だからといって親を無視して強行突破することもお勧めできません。
やってみてわかったのですが…休学は正直孤独です。常に一緒にいた学校の友達とは距離を取ることになり、ひたすらわが道を進むしかありません。
そんな中で親とも疎遠になってしまったら…
せっかくチャレンジするのであれば、応援してもらいましょう!
では、どうやって納得させるのか…
この記事を読めば、絶対にあなたの親を動かすことができます!
では、親に休学の許可をもらう際のポイントを4つに分けて解説していきたいと思います。
ポイント1.休学について説得する前に親の意見を聞こう

自分の意見を言う前に、ひとまず親の意見を聞きましょう。
休学に反対されたからといって初めから自分の意見を感情的に伝えても親は聞く耳を持ってくれません。
「なんで反対なのか?」
恐らく理由は一つではないでしょう。
「休学期間の学費や家賃、留学などのお金はどうするのか?」
「就職に悪影響が出るのではないか?」
「そもそも休学ってなに、留年と同じことなのか?」
このように親からは山のように質問が飛んできます。
このような親の疑問を置き去りにして自分の意見を伝えても意味がありません。
また、休学の旨を伝えたとき親は多くの不安を抱えるのでなるべく早めに伝えるのが良いでしょう。
僕は休学をすることを半年前に決めて以来、それとなく伝え続けました。
自分が休学を考えていることや休学のメリットを日常会話の中でたまに挟んでいくんです(笑)
そして、僕はプレゼンにおいて親が抱く不安をできうる限り解消しようと考えました。
親と向き合うことが休学の第一歩!
ポイント2.親が抱く休学に対する不安要素を徹底的に潰そう

説得する際は、自分の意見を伝えるよりも親の不安を一掃することにフォーカスしてみましょう。
休学を伝えた際に親が多くの不安を抱えると書きましたが、「そんなこと分かっとるわ!」と言いたくなるかもしれません。
しかし、分かっていてもついつい自分の気持ちが先行してしまい、親の不安や気持ちを置き去りにしてしまいがちです。
このポイントにフォーカスするだけで結果的に休学の許可を取れる可能性はグンと上がります!
では、どのように不安を解消していくのか。
もちろん自分の親にどんな不安を抱えているのか前もって聞き込みしておくのも必要ですが、親が休学に対して抱く不安はみんなほとんど同じです。
ネットで十分情報収集可能なので、僕自身も自分の親へのリサーチで得た内容とネットで得た世の親が抱くであろう不安要素を織り交ぜ対策を考えました。
僕はプレゼンという形をとることで親に対して自分の本気度を伝えられると確信を持っていたので自分が用意した答えはプレゼンを通して親に伝えました。
なぜ、確信を持てたか。
子供が親にプレゼンをする機会なんてまずないことが理由です。
大事なことは行動で示すこと。
この行為自体が親にとっては衝撃で「なんでそこまでするんや」といろいろと勘ぐってきます。
この段階では勘ぐられる程度でも、プレゼンが終わったころには「こいつマジやん」と確実に感じてくれます。
しかし、用意した答えがあまりにも拙い場合だと効果はないので注意しましょう。
以下はプレゼン時、実際に使用したパワーポイントの表紙です(笑)

僕は休学するにあたって世界一周を試みてたので、プレゼン時は具体的に世界一周に対する不安要素に絞りました。


パワポさえ使いこなせない自分でしたが、このように質問と親が求めている答えの概要だけをとりあえず示し、詳細は口頭で説明しました。


パワポの役割としては、情報整理です。
見てわかる通り、とても拙いものです…(後から見ると超恥ずかしい(笑))
プレゼンと言っても難しく考える必要はありません。
僕のようにパワポを使い慣れてない人ならばデザイン、構成はどうしても拙くなるかもしれません。
問題ありません、内容が全てです。パワポはあくまで情報整理ですから!
(*自分に対しての言い訳じゃありません)
目的は親を納得させることです。
気を付ける点はただ1つ。
それは、親が理解できるようにできるだけシンプルに分かりやすくすることです。
僕はひたすら親が抱いている疑問点について調べた結果と答えをパワポに落としこんだだけです。
「要するに…」の部分だけをパワポで示すことで親が自分の意見を理解しやすくしました。
(その分、反論がものすごいスピードで飛んできましたが…)
パワポで要点を示すことで論点がずれることもありません。
例えば、休学の目的を説明している最中に突然お金の話に切り替わって親にマウントを取られるなんてこともありません(笑)
そうなったとしても、「今は目的の話!お金についても後から説明するから!」と話を戻すことができます。
このように、プレゼンという形をとることで円滑に伝えたい内容を説明でき、親が抱く1つ1つの不安に焦点を合わせやすくなります
議論内容は親の不安解消に一点集中!
ポイント3.休学が終わった後の話をしよう

親が子供の将来を案ずるのは言うまでもありません。
そして直近の未来で言うと、休学後です。
これが人によっては最大の不安だという親御さんもいるでしょう。
この不安をできるだけ解消しようと僕は、親に3つの約束を提示しました。
- 留年せずに卒業。(できなかった場合、今後大学を卒業するために必要な学費は自己負担)
- 退学は絶対にしない。
- 休学にかかった費用(親が負担したものがある場合)は必ず在学中に返済。
まず、①と②は親が「復学後に大学がつまらなくなってやめるんじゃないか」と異常なほどに心配してたことを理由に掲げました。
親が安心できる実現可能な未来を提示しよう!
③は親を説得する際のポイントの1つでもあります。
③についてもう少し掘り下げていこうと思います!
休学に関する費用は基本的に自分で負担しよう
「休学に関するお金は自分で用意します」と親に宣言しましょう。
僕の場合、休学をすること自体にはお金はかかりませんでした。(国公立大学は基本的に無料)
一方で、私立大学など学校によっては休学期間中の学費をいくらか払う必要があるかもしれません。
その際のお金や留学や旅など自分のやりたいことにかかる費用は親に丸投げで、休学を許可してくれというのは少し傲慢に感じます。
特に、親に学費を払ってもらっている人は〈誰のお金で大学に行けているのか〉という点を親に指摘されるとぐうの音も出ません。(実際、でませんでした…(笑))
「そんなことできるわけない」「おとなしく卒業まで過ごせ」と言われる可能性も無きにしも非ずですから〈具体的にどうやってお金を用意するのか〉プランを用意しておくといいでしょう。
僕の場合は1年前から貯めた貯金と足りない分は「リゾートバイト」で稼ぐといった感じでした
しかし、留学など行く国によっては全額を休学開始までに準備することが難しいこともあります。
そんなときは無理に全額を今すぐ得る必要はないと思います。
これに関しても、親に自分の本気度を伝えることが目的であることを忘れないでください。
自分が今負担できる費用は負担することを伝えましょう。
残りの分を貸してもらうのか負担してもらうのかはあなたの判断次第ですが、どちらにしろ強がらずにここは素直に伝えるのが賢明だと思います。
費用を負担すると同時に学費を払ってくれてありがとうと言えれば最高ですね(笑)
ここでは自分の気概を示すことができれば大丈夫です。
可能な範囲で費用面での責任をもとう!
全額が難しい場合は正直にサポートも求める!
ポイント4.休学期間の行動計画を語ろう

自分なりに考えていた休学期間のおおよその枠組みを説明しましょう。
ここまでの内容で親はなんとなく僕たちが頭の中でどんなことを考えているのかを理解し始めます。
しかし、それと同時にますます心配になる親もいると思います。
一般的にですが、大人は「なんでそれをしなきゃいけないの?」「なんで今なの?」と何かと理由を求めがちですよね。
ポイント3で「~のことを約束するから、許可して下さい!」と議論が収束しようかというときにこれらの質問をポンっと投げられるとかたまってしまう人もいるかもしれません。
「なんで世界一周なの、そもそも旅って休学してまでやることなの?」
実をいうと、この質問にだけは最後までうまく答えられませんでした(笑)
答えられずともかわすことは誰にでも可能です。
ここでの≪かわす≫は逃げの意味ではありません。
違う角度から納得させるために、行動計画を語るのです。
なぜ親が子供がやることに理由を求めるのか。
わが子を先の見えない道を歩かせたくないのです。
では、こちらから自分がこれから歩く予定の道(未来)を見せればいい。
もう少し詳しく説明すると…
「やってみたい!」
単純で純粋なこの気持ちに従うことができるのも時間がある大学生の特権だと僕は思います。
一方で、親がこの子供の衝動的な気持ちだけが理由では休学を割り切れないことも分かります。
要は≪親が本当に知りたいこと何か≫です。
もちろん留学する意味や旅する意味を答えることができたならば、完璧です。
しかし、親が本当に知りたいことは≪その「やりたい!」という気持ちが1年間持続するのか?≫だと思います。
「休学を許可したはいいものの、休学期間中どこかで燃え尽きて堕落した生活に身を落とし大学に戻りたくないなんて言い出したら…」
少し大げさかもしれませんが、先ほども書いた通り親は常に子供の将来が気がかりなのです。
仮でもいい、とにかくこれから自分の子供がどんな道のりを歩きたがっているのかを親は知ることで少しは安心できるものなんです。(心配を煽る可能性もありますが何もわからない場合に比べたら全然マシです)
形のないやる気だけでは親は納得しない!
少なからず大まかな計画だけは準備しよう!
では、どのように説明すればいいのか。
僕の例を参考に説明していきます!
もう一押し欲しい場合は具体性を織り交ぜよう
僕の場合は大まかにこのような計画をたてました。
3月→5月 リゾートバイト
6月→9月 セブ留学
10月→3月 世界旅
前述の通り、この時点で細かく計画を立てられない人も少なくないと思います。
その一人だった僕も見ての通りざっくりです。(ざっくり過ぎる気もする)
ここで意識することはとにかく休学期間を無駄にしないということを親に伝えましょう!
ここで許可を得れる場合もありますが、まだ厳しい…って人は頑張ってこの計画を肉付けしていきましょう。
肉付けとは、端的に言うとそれぞれの計画にもつ具体的なヴィジョンを語るということです。
僕を例にするとこのようになります。
3月→5月 リゾートバイト(留学のための資金稼ぎ)
6月→9月 セブ留学(旅で基本的なコミュニケーションをとれるように)
10月→3月 世界旅(自分の中にある将来の選択肢を増やすため)
旅の目的に関しては少しぼけていますが(当然親からも指摘がありました…)このようにはっきりと示せない場合もその旨を伝えることが大切です。
このように具体的にすればするほど親は「案外しっかり考えているんやな」と安心してくれます。
休学期間を充実したものにできると行動計画と共に宣言しよう!
まとめ
最後にこれまで挙げたポイントを整理しときましょう!
- 休学について説得する前に親に意見を聞こう
- 親が抱く休学に対しての不安要素を徹底的に潰そう
- 休学が終わった後の話をしよう
- 休学期間の行動計画を語ろう
親の反対を理由に休学を躊躇している人へ
基本的に休学を考えている人は19歳以降の人でしょう。
そして多くの人は20歳を過ぎ、世間的には成人として、大人として扱われる機会が増えたと思います。
しかし、いくつになっても親は親ですよね。
その親に自分が決めたことを反対されると誰しもがへこみ、時に感情的に反論してしまいがちです。
親は僕たちの将来を心配するがゆえに言ってくれているとわかっていてもその意見を受け入れがたい時もあります。
そんなときに、さっさと距離を置くのではなく1度立ち止まって自分の意見を言うことなく親の意見をひとまず全て聞いてみましょう。
それらの意見を踏まえた上で自分の意見を落ち着いて親に伝える。
休学という選択肢は大学生がもつ最大の武器だと思います。
その武器を親の反対だけが理由で手放すのはもったいないと思います。
実際に休学してみて改めて実感しています。
この記事があなたの休学の後押しになれば幸いです。
読んでいただきありがとうございました。
ぜひ有意義な休学生活を!!!!