どーも、しゅーです。
いよいよ明日帰国だー!!!!!!!
帰国が近づくにつれて旅よりも帰国のことばかり考えてしまいます。
こればかりは仕方ないことかもしれませんな。
言うても半年だけの旅でしたが、なかなか濃い旅になったと思います。
恐らく今年は「去年の今頃は…」なんてことをよく考えることになりそうです(笑)
さて、今回はイグアスの滝についてです。
前回の最後に「次回はガラパゴス」と言ったのですが、完全にイグアスの滝が抜け落ちていました(笑)
では、いってみよー!
1.リオからイグアスへ
カーニバルを存分に楽しんだ僕は満足しきっていた。
あの有名な崖にそびえたつキリスト像など、少ないながらも観光地のあるリオを観光することなく国内線でイグアスへ飛んだ。
やっぱり観光はあまり好きじゃないのかなと思いつつも、がっつり観光地のイグアスの滝を目指した。
イグアスの滝ではある人と合流して一緒に観光することになっていた。
その人とはイグアスの空港で合流する予定だった。
僕が1時間ほど早いフライトであったので小さい空港ではあったが、カフェはあったのでそこで待つことにした。
一時間後…

約束の人が来たときには早朝のフライトで寝不足だった僕は完全にバタンキューしてしまっていた。
荷物とかこんなにほっぽり出してよく盗まれなかったなと思う。
今一度ここで防犯意識を高める必要があるなと感じた。(笑)
さて、合流した人だが年越しケニア以来の鬼さんだ。

ケニアの記事を読んでくれればお分かりいただけると思うが、七つも歳が離れていると思えないほど気さくな人なので今回南米にてこちらからお誘いさせていただいた。
ひとまず無事に合流できたのでまずは宿に向かった。

移動中のバスでも爆睡をかましてしまった、防犯意識の欠片もない…
よくここまで無事に旅できたものだ。
2.ふらっとパラグアイに行ってみた
宿に荷物を置いていつも通り一息ついた。
鬼さんからの情報によると、このブラジル側のイグアスから片手間でパラグアイに行けるという。
確かに地図で確認してみると、このイグアス地域ブラジル、パラグアイ、アルゼンチンの三カ国間が接する国境付近に位置している。
鬼さんと話し合った結果、「とりあえず入国スタンプ貰いに行くか」なんて理由でパラグアイ行きが決まった。
実際本当に片手間で行くことができ、バス一本だった。
なにやらパラグアイの国境付近が首都よりも発展しているという。
イグアスの観光客狙いなのか、実際行ってみると確かに中規模サイズのショッピングモールが三件ほどそびえたち、その周りにも多くの露店があった。

しかし、僕たちは大した目的もなくスタンプをもらうためだけにやってきたので入国三分にしてやることが尽きた。

とりあえずお昼時だったので、昼飯を食べて帰ることにした。
なにかパラグアイの郷土料理を食べることができたなら、パラグアイに来たかいがあると言えたのだが、食べたのはピザ。

あくびしている最中に急にカメラを向けられるとこんな感じの顔になる。
昼飯も食べ終わり、早々と僕たちはパラグアイを後にした。
3.二度目の本物
滝へ訪れるのはこれでこの旅において二度目だ。
一度目はアフリカのザンビアにてビクトリアの滝を訪れた。
ビクトリアの滝に続いてイグアスの滝は世界三大瀑布である。
世界三大瀑布ということで「二度目の本物」という小見出しをつけさせてもらった。
そして、ここイグアスにおいてもそれほど時間のない僕は体に鞭を打って3日連続動いた。
一日目はパラグアイ。
二日目はブラジル側のイグアスの滝へ。
三日目はアルゼンチン側のイグアスの滝へ。
ブラジル側のイグアスの滝
まずはブラジル側のイグアスから記していこう。
イグアスの滝へもブラジル側アルゼンチン側関係なくバスで行くことができる。
巷ではブラジル側よりもアルゼンチン側の方が迫力があり見ごたえあると言われている。
ほんとに時間が無かったらアルゼンチン側だけにしたのだが、そこまで時間がなかったわけではないので今回は両方訪れた。
なぜブラジル側がアルゼンチン側に比べて劣るという論調で語られるのか。
それは単純に距離の問題であろう。
たしかに滝を見るにあたって距離がすべてを決めるといっても過言ではない。
ザンビアのビクトリアの滝においても水量が減少してきていると言われているが、実際は距離が近かった分迫力満点であった。
それに比べ、ブラジル側のイグアスは確かに距離が遠かったように感じる。


一番左の見るからに好青年の人はパラグアイに行ったとき、国境で出会ったなおし君だ。
なんと予約していた宿がたまたま僕たちと同じ宿で、一緒にイグアスの滝を観光することになった。
話を戻そう。
見てわかるように距離が遠い。
迫力を求めていた人にすれば、少し物足りないだろう。

最も距離が近いポイントでもこの程度である。
僕自身、これだけだとザンビアで見たビクトリアの滝の方が良かったなと感じてしまった。
一方で、初めて世界三大瀑布を見た鬼さんたちは「これでも十分迫力的だ」と言っていたので少なくとも初めて見る人にとっては十分満足できるものだ。
僕みたいに中途半端に知ってしまっていると、ませた少年みたいな感想を持ってしまう。
しかし、ではブラジル側は何もかもアルゼンチン側に劣るのかと言われればそうとも言えない。
ブラジル側はアルゼンチン側に比べて規模がコンパクトであるのだ。
それゆえ短い時間で見て回ることができる。
加えて、簡単にいくことができる。
国境も超える必要もなく、バスで一本である。
このような理由で、いくら迫力が劣るといっても時間のない人はブラジル側だけを訪れる人も少なくない。
そして、僕がブラジル側のイグアスの滝を訪れた感想は…
ビクトリアの滝の勝利(笑)
アルゼンチン側のイグアスの滝
さて、次はアルゼンチン側である。
まず最初に、アルゼンチン側を訪れた感想は…
とにかく行くの大変すぎ‼(笑)
まず、国境までバスで行く。
この時、バスは僕たちがイミグレで手続きしている間待ってくれない。
僕たちをおろすとそのまま走り去ってしまう。
地元の人たちは手続き必要ないので、マイノリティである観光客の僕たちを待ってはくれないのだ。
まぁ地元のバスを利用させてもらっている立場なので、特に言いたいこともないのだが…
では、置いていかれた僕たちはどうするか。
また後続のバスを待つのだが…

全然来ない…!!!!!!
(逆方面のバスはめちゃ来る…)
待てど待てど次のバスが来ないので、アルゼンチン側の国境まで歩いていこうかという意見も一瞬出たのだが‟暑い”という理由で却下(笑)
何気に国境間距離があるのだ。
ここで大活躍したのは、なおし君であった。
大学でスペイン語を第二言語で学んでいるから少しスペイン語を話せるというのだ…!!!
僕も中国語をやっていたが、情けないことに自己紹介ぐらいしかできない…w
そのなおし君のスペイン語という特殊能力にあやかり、ヒッチハイクをした。(なおしくんが)
僕と鬼さんは傍から見ているだけであった。(笑)
そして、「乗せてくれるそうです!」というなおし君の声を聴くや否や、僕たちは駆け寄っていき、ちゃっかり乗らせていただいた。
車だと10分ほどの距離であったが、歩くと30分以上はかかったであろう。
なおし様様だ。
そして、国境を超えるとまたバスを捕まえる必要があった。
しかし、下調べした情報ではタクシーは超高いからバス一択とのことだったが国境付近に待機していたタクシーの運転手が提示してきた値段がバスよりも安かった。
結果的に僕たちはタクシーでイグアスの滝へと向かった。
ここまで来るだけでなかなかのエネルギーを僕たちは消費していた。
なんとか僕たちは到着することはできたのだが、受付でチケットを買うときにまたもや問題が生じた。
まさかというか、当然っちゃ当然ではあるのだが、アルゼンチンペソ(お金の単位)しか使えないというのだ。
このためだけに国境を越えた僕たちがアルゼンチンのお金なんて持ってるはずもなく、僕はしぶしぶレートの悪い併設されている土産屋で入場料分だけ両替した。
残り二人はクレカで支払っていた、僕は上限額の都合でクレカは使えなかった…
入場し歩き出してからかなりの広さであることはすぐに分かった。

あまりの広さでアルゼンチン側の見どころ「悪魔の喉笛」と言われている場所まで行くのにトロッコが設置されていた。
トロッコの乗り場までも僕たちは一時間ほど歩いた。
実のところ、入場してからすぐ始発と思われるトロッコの乗り場があった。
しかし、とりあえず歩こうということになり歩き出したわけだ。
その結果一時間で断念したというわけである。
トロッコに乗ること15分ほど、悪魔の喉笛と言われているポイントに到着した。
ちなみにトロッコのスピードは死ぬほど遅い、スピードだけで言うならば歩いたほうが早い。
しかし、歩く必要がない分汗をかく必要がないのは非常に有難い。
さて、注目の‟悪魔の喉笛”だが…

これぞ世界三大瀑布!!!!!!!
さすがといった具合である。
鳴り響く轟音、いくつにもかかる虹、雨のように降り注ぐ水しぶき。
なにをとっても一級品であった。
ブラジル側で少し肩透かしを食らった僕としては、非常に良かった。
ここまで来るのはすこし大変であるが、時間のある人にはぜひアルゼンチン側を訪れてほしい。
悪魔の喉笛以外にも滝を望むポイントはたくさんある。
しかし、あまりにも距離が離れており喉笛に満足した僕たちは断念した。
アルゼンチン側はブラジル側と比べて総じてボリューミーであった。
鬼さんたちと観光するのはイグアスの滝までである。

イグアスの滝を観光した僕は早々にエクアドルへと飛んだ。
また日本で会いましょー!
では、今回はこの辺で。
次回こそガラパゴスについてだ。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました