どーも!
インドとトルコの気温差に若干やられてるしゅーです!
喉痛いし、鼻水止まらんなー!!!
暑いのは嫌だと逃げてきたにも関わらず体調管理をしくじるとはなんたる失態…
しかし、これがブログ執筆をやめる理由にはならない!と奮起し今日も日記を記していきます。
今日はラオス編です。
では、いってみよう!
1.国境越えで生まれた絆
ダナンからラオスへはバスを使って陸路で国境を越えた。

・乗客と一緒に別の荷物もついでに運ぶ
この写真はその荷物を届けているシーン
陸路での国境超えはバンコクからカンボジアで経験済みなので特に大きな不安はなかった。
当日で全然間に合うと宿の人に聞いたので、当日までバスのチケットは取っていなかった。
バスが出発するバス停に出発する1時間前に行き直接チケットを買って予定時間まで待っていた。
もちろん時間が近づくにつれ、ほかの乗客もぞろぞろとやってきた。
あるイギリス人夫婦が受付の人と揉めだした。
受付の人は英語があまりわからないことは僕も知っていた。そんな受付の人にすごい剣幕で英語をマシンガンの如く言い放っている。
見兼ねて、間に入って僕は夫婦に理由を聞いた。
僕も堪能というレベルではないが、受付の人よりかはマシなレベルだったので生意気にも仲介の役を買って出たのだ。
夫婦曰くチケットはホテルにて手配済みでお金も既に払っているとのこと。
それを受付の人がお金を払えと言ってくることに夫婦(特に妻)がキレてたのだ。
オフィスにWiFiを拝借して、翻訳アプリで現地語に直してからこれを受付に伝えるとあっさり承諾。やはり国境越えのバスを扱うのだから多少は英語もできた方が…いや、これに関しては僕がどうこう言えるものでは無い。
これをきっかけに周りの欧米人と会話でき仲良くなれたので、僕的にはありがたかった。
国境越えに不安はないと言っても仲間がいるといないとではやはり心の余裕に天と地ほど差がある。
何はともあれ、予定より1時間弱遅れたが無事にバスは出発した。
何事もなく、バスは国境にたどり着きみんなと一緒にイミグレにて手続きを済ませトラブル無しで国境越えを済ませた。
トラブルはなかったが、僕含め陸路での国境越えに慣れてない人もいたのでみんな協力しながら行ったことでそこには見えない絆がいつしか知らないうちに生まれていた。
2.別れあれば出会いあり
昨日1週間旅を共にした相方と別れたのに、次の日にはまた新しい人たちと一緒にいる。
ほんと旅は出会いと別れに溢れていると感じた2日間。
最初に受付と揉めていたイギリス人夫婦とラオスに着いてからも何度か会う機会があった。
まず、ラオスに着いたは良いものの時間は朝の4時。
そして、宿も取っていなかった僕は完全に路頭に迷っていた。
そこで、イギリス人夫婦がタクシーで予約しているホテルまで行くから一緒に行くかと誘ってくれたので行くあてなき僕はヘコヘコとついていった。全てはWiFiを得るためと明るくなるまで時間を潰すために。

何かかけがえのない財産になる気がする
ついていった結果、ホテルのフロントからロビーでの待機とWiFiの使用について許可を得ることが出来たことをいい事に図々しくも朝の八時までしっかり使わせてもらった(笑)
その日の夜にFacebookで繋がった夫婦に酒飲まないかと誘われ、断る理由もなかったので参加させてもらった。指定された場所に着くと、彼らは既にできあがっていたことに加えて知らない男性がひとりいた。
どうやら彼もイギリス人らしく、たまたま同じホテルだったことで今に至るとのこと。
3人ともロンドン出身で、完全にイギリス英語。
ここまで変わるものかと、発音諸々。
飛び交うスラングに僕は目を回しながらも愛想笑いでなんとかしがみついていた。
会話の内容は半分わかってるかどうかっていうレベルだ。でも、めちゃくちゃ楽しかった。これだけは確かだ。何よりこの場にいられることが、3人が同郷の中1人の異国人を誘ってくれて一緒に盛り上がれたことが本当に嬉しかった。

次の日には猫カフェに誘われ予定のなかった僕は一緒にランチを食べた。

そして、夫婦とはここでお別れだ。
イギリス行った時は友達も紹介してくれるといってくれた。
彼らが日本に来た時はもちろん僕も手厚く歓迎しよう。
3.旅を通じて…
この数日で一人旅だからこそ出会いに溢れた旅になっているのではないかと感じた。
僕の場合、友達といると無意識に自分たちのテリトリーを守ってしまい、そんなつもりはなくてもよそ者はお断りオーラを出してしまっているのかもしれない。
いわゆる”自分探し”という名目で旅をする人も多い。
その点で旅を実際に始めて分かってきたのは旅を通して自分を見つけるのではなく、自分を知っていくというのが正しいのではないか…
「どんな人といたら楽しいのか」
「どんな景色を見ると自分は感動するのか」
「何に対して怒りを悲しみを抱くのか」
このような旅を通じてできる自己分析が自分を研鑽していくだと思った。
残り5ヶ月の旅ではまだまだ出会いもあるだろう。
もしかしたら何か事件に巻き込まれたり、命の危険を感じる場面に遭遇するかもしれない。
それら全てを自分自身の内面を知るための糧としていきたい。
自分の内面は必ずしもポジティブなものばかりではない、むしろ醜い自分を見つけがちだ。
現地の人が気にしないことを無性に気にして一人でイラついている自分に対して「自分ってこんなに小さな人間だったのか」と感じる時もしばしばだ。
ここで目を背けず「このイライラをどうやって落ち着かせるか」と考えることができ、その方法を見つけたときには旅が終わった後にも役立てることができる。
このように自分と対話し続け、知り続けることが大事なのでないかと思う。
まだはっきりと自分の答えを手にできた訳ではないが、1か月旅してみて感じたことを整理の意味を込め書いてみた。
最後にラオスという国は本当に過ごしやすい国だと伝えておきたい。
目玉となる観光名所はないがノンストレスとはまさにこのこと、人生に疲れた人には強くお勧めしたい国である。
今回はここで締めさせていただく。
読んでくださりありがとうございました!