どーも、やっと常夏の東南アジア圏を抜けたしゅーです!
今は南インドから移動してきてトルコの首都であるイスタンブールに滞在しています。
みなさんも少し感じているかもしれませんが、日本とトルコの時差以上にブログと現在状況にずれが生じてきています。
このずれはどこかで修正しないと広がっていく一方なので、いったんここイスタンブールで清算しておきたい。
ということで、とりあえずスリランカ編まで一気に書き上げていきます!
今日は前回に引き続き、ベトナム編です。
では、いってみよう!
ホイアンは…
ホーチミンを観光した後に僕たちはバスでホイアンへと移動した。
2つの距離は全然日帰りで行けるものである。
テレビで見たことがある人もいるだろう、色鮮やかな灯篭が街のいたるところに飾られていることで有名なホイアン。
最初に言っておくと、個人的には拍子抜けした部分があった。
テレビで見たことあるというだけで少し僕は期待しすぎていたのかもしれない。
たしかに灯篭は綺麗だったのだが、完全に観光地になっているその場所にあるレストランの価格帯は高めで、特にすることもなく手持ち無沙汰になる時間が多かった。
同時に男2人で行ってみたからこそ得れた収穫もある。
それはここはカップルで来るべき場所とはっきりしたことだ。
カップルで来たら、鮮やかな灯篭を掲げた船で川下りなどもできる。
さすがにこの川下りを男2人でするほど僕はメンタル強くない。
この街をカップルで歩き、疲れたら川を眺めながら休憩する。ホイアンにガッカリしたと言うよりは男二人で出来ることが少なかったというのが事実だ。ホイアン観光をまとめておこう
“カップルで行こう”
これに尽きる。
ダナンの手が雲隠れ
ホイアンを観光し1度ホーチミンに戻った。
一夜明け、ダナンへは夜行列車で向かう。
この日は夜行列車の出発時間まで各々自由に過ごそうとなったのだが、結局お互い宿の共有スペースでダラダラしていた
そして、夜行列車ということで駅へ行く前にシャワーを浴びた。
準備万端で駅に向かったのだが、駅に着いた時は滝のような汗。
シャワーを浴びた意味が早くも無くなった…
ほんと旅というものは上手くいかないものだ。
特に先を見越して動いた時に限って予想外のことが起きる。
そして、夜行列車での移動は快適だったかと問われればこれもまた難しい。
決して不快ではなかった、どちらかと言われれば快適な方ではあった。
しかし、ゴキブリの赤ちゃん諸々の虫が気になって仕方なかった(笑)
それらはこっちのベットに降りてくることはなかったが、壁と天井を行き来する影が寝るまですごい気になった。
こっちのテリトリー(ベット)に入ってきたら処刑する予定だったがお互いのテリトリーには不可侵という条約を向こうも守ってくれたので結果的に一夜を共にした。
無益な殺生は嫌いだ。
そんなこんなでダナンに到着し、観光した場所はバーナーヒルズ。
2018年にできた比較的新しい観光地である。
遊園地や庭園などある中で橋を下から巨大な手によって支えられていることが最大の見どころである。
「空中で手に支えられる橋、どれほどのものか…」
と現地に赴き撮った写真がこれだ。
とことんついていない…相方は晴れ男だという。
僕は雨男という自覚がある。
そう、この雨は僕が招いたものと言っても過言ではない。
1時間以上かけてここまで来てこの始末。
なんという不運…
出会いの花が咲いて散った夜
バーナーヒルズでは太陽が顔を覗かせる一瞬を待ち続けたが、最後まであいつは顔を見せることは無かった。
仕方なく僕たちは宿に戻った。
正直なところ、ここ以外観光する予定はなかったのだ。お互い携帯をWiFiなしでは使えないこともあり、宿に戻るしか選択肢はなかった。
宿に戻り、とりあえずスーパーに行き軽食を買った。
ここで新しい出会いがあった。
英語が喋れない相方が店員に必死で質問していたとき、突然店員が日本語で質問に答えた。
五分ほど相方が質問を伝えるために悪戦苦闘している中に突然の日本語。
もちろん2人で総ツッコミだ。
「日本語喋れるんかい!」
相手は笑っていた。
(こいつ…相方で遊んでいたな…)
その子は僕と同い年の20歳で1年間日本に留学していたことがあるらしい。
そして、流れでご飯に行くことになった。
僕一人であればこの展開はありえないものだ。
流れでご飯に?僕一人でそんな流れ作り出せるわけない。こればかりは相方の力としか言いようがない。
そして3人でご飯にいったのだが、やたら女の子が携帯を気にしている。
(若者はどこの国でも似たようなものだな)と偉そげに思っていた。
すると女の子が「ちょっと友達…!」と片言の日本語を言って席を立った。
「なにかあったのかな」と僕と相方は思っていた矢先、数分後になんとその友達を連れてきたのだ。
女2:男2…いや、もうこれ合コンやん。と突っ込まずにはいられなかったが、向こうも若干戸惑っていた。おおよそ誘われて断れずに来てしまったのだろう。
しかし、その友達も日本語を喋れた。
2人は留学仲間だという。
2人が日本語を喋れることにあやかって、会話は基本的に日本語で行われた。
2人とも形は違えど夢を持っていた。
僕から見るとそんなふたりは輝いて見えた。
夢どころか大学卒業後のビジョンさえも持ててない僕は2人に少しばかり憧れを抱いていた。
とても楽しいご飯であった。
いろんな話を聞けたし、たくさん笑えた。
一方で夢持つ同い年を見て今の自分に対し迷いも生まれた夜であったが、それら総じて素晴らしい夜だったなと思う。
相方含め、3人と出会えて良かった。
女の子二人だけでなくカンボジアから旅を共にした相方ともこのダナンでお別れだ。
相方はハノイへ、僕はラオスへ。
世界に誇るダナンのミーケビーチで再会を約束し、お酒を飲み語った。
またひとつ旅のすばらしさに気づけた夜。
今回はこの辺で。
読んでくださりありがとうございました。
次回はラオス編だ。